世界5大ジュエリーブランドとして君臨し、
タンク、パシャなど数々名作ウォッチを生み出し続けるカルティエ。
今回はその中でも人気の高いタンクフランセーズの廃盤モデルについてまとめます！
今記事を見て近年の生産終了・廃盤モデルと現状を理解した上で納得のいくウォッチ選び
をしてください！
この記事で知れる内容
・1．そもそもタンクフランセーズとは？
タンクシリーズは1917年に発表され、
その中でも今回取り上げる、
タンクフランセーズは1997年に発表されたタンクシリーズでは後発でどちらかというと新しいモデル
です。
比較的手の届きやすい価格帯ということもあり多くの人に人気の高いシリーズです。
〝ブランドやデザインも多様多種取り扱う時計専門店や宝飾店でも人気ランキング上位に食い込む強者〟
ですね！
カルティエの時計の中では、もっとも王道で定番のモデルと言えます。
タンクとは戦車を意味しており、
当時戦争終結に大いにかかわったとされるルノー製の戦車の図面からインスピレーションを得てデザイン
されています。
顕著に表れているのは戦車のローリングするタイヤ部分とブレスレットですね。
戦争を終結に導いた戦車をデザインソースにしたこともあり、世界平和の願いが込められたモデルです。
しばしば比較対象とされる、タンクアメリカンというタイプもありますが、簡単に言うと、
💎フランセーズ＝フランス版(バリエーション豊富で多くの人に対応)
💎アメリカン＝アメリカ版(華やかなモデル多め)
こんな感じです。
・2．近年生産終了・廃盤となったタンクフランセーズまとめ
タンクフランセーズ ピンクシェル文字盤 SMサイズ
引用元：Cartier公式 https://www.cartier.jp/
- 生産終了：2016年
- 品番：W51027Q4
- 値段：￥445,000税込(2021年8月時)
2016年に惜しまれながらも生産終了となったピンクシェルを文字盤に使用したフェミニンさを感じるタンクフランセーズ。
業界者からは『なぜこんな人気があるのに廃盤なんだ！？』と声も上がっていたタイプですが、
なんと翌年2017年には【日本限定】として復活しています！笑
品番もサイズもディテールも全く同じです。
世界的にはそうでもなかったのかもしれませんが、日本限定で復活するくらいなので日本での人気が高かったんでしょうね。
ただ復活できたのステンレスタイプのみで従来あった、ピンクゴールド×ステンレスのコンビカラーは現在でも廃盤のままです。
タンクフランセーズLMサイズ(メンズ)
引用元：コメ兵公式 https://komehyo.jp/
- 生産終了：2016年
- 品番：W51002Q3
- 値段：￥250,000～350,000前後(中古市場)
SMサイズより一回り大きく、メンズ向けとして販売されたタンクフランセーズLMサイズ。
文字盤に日付表示があるのが特徴ですね。
タンクフランセーズLMサイズの代わりとして、タンクMCというより男性らしいモデルが登場し、生産終了となりました。
少々中性的で魅力のあったタンクフランセーズは現在でも復活することはなく、
レアモデルとして中古ショップなどで販売されています。
廃盤と現状まとめ
💎ピンクシェル文字盤のステンレスタイプは現行モデルをカルティエで買える
💎ピンクシェルのコンビカラーが欲しい場合は時計専門店の在庫か中古市場
💎LMサイズが欲しい場合は時計専門店の在庫か中古市場
・3．タンクフランセーズが人気の理由
数あるタンクシリーズのなかでもタンクフランセーズが人気な理由は様々です。
より自分の雰囲気やライフスタイルに合うものかどうか判断するために、
タンクフランセーズの魅力をピックアップしていきます！
手が出しやすい価格帯
それまでダイヤ入りや金無垢などアッパー層にしか手が出ない価格帯のものが多かったカルティエウォッチでしたが、
比較的手の届きやすい価格帯でリリースされ人気を博しました。
ウォッチというよりブレスレット ブレスとケースの一体感
ブレスとケースの一体感からくる、おさまりの良さやシンプルさは腕時計という感覚よりも、
ブレスレットのような感覚で付けることができます。
この一体感からブレスレット感覚で付ける人も多く、ピッタリサイズよりも少々緩めに着用する人も。
重ね付けやおしゃれ使いで非常に重宝するデザインです。
シェル文字盤の特別感
タンクフランセーズすべてではないですが、間違いなく、
シェルを使った文字盤はタンクフランセーズの魅力の一つです。
見る角度によってオーロラのように様々な色味を魅せ、
表情を変える文字盤は全く同じものは存在せず少々個体差があるのも自分だけの特別感があります。
シーンを選ばない万能さ
スクエアのフォルムにローマ数字と2針のみというミニマルでシンプルなデザイン。
華やか過ぎない点が魅力であり、ビジネスシーンにもファッションシーンにもさまざまなシーンで活躍する万能ウォッチ。
誰が選んでもハズさないレディースウォッチです。
・4．カルティエタンクフランセーズの値上げ事情
タンクフランセーズのもっとも定番のモデルと言える、
ステンレス製の白文字盤は2021年7月15日に値上げ
をしています。
タンクフランセーズSMサイズ
引用元：Cartier公式 https://www.cartier.jp/
- 品番：W51008Q3
- 旧定価(21年7月14日まで)：￥396,000税込
- 新定価(21年7月15日～)：￥423,500税込
タンクフランセーズSMサイズ 文字盤ダイヤ
引用元：Cartier公式 https://www.cartier.jp/
- 品番：WE110006
- 旧定価(21年7月14日まで)：￥566,500税込
- 新定価(21年7月15日～)：￥610,500税込
タンクフランセーズSMサイズ ベゼルダイヤ
引用元：Cartier公式 https://www.cartier.jp/
- 品番：W4TA0008
- 旧定価(21年7月14日まで)：￥863,500税込
- 新定価(21年7月15日～)：￥924,000税込
タンクフランセーズMMサイズ
引用元：Cartier公式 https://www.cartier.jp/
- 品番：WSTA0005
- 旧定価(21年7月14日まで)：￥456,500税込
- 新定価(21年7月15日～)：489,500税込
こうして比較してみると結構値段変わってますよね。
基本的に宝飾品や時計などのは金の価格相場によって値上がりすることがほとんどです。
現在金相場は稀に見ない値上がりを見せているので仕方ないですね。
この値上げしているタンクフランセーズは全部ステンレス製なので金は関係ないのですが、、、
タンクフランセーズのみならずカルティエの全商品値上げしたので、他の金製品に合わせて値上げした感じですかね。
これまで金相場が下がることで値下がりしたこともあるので数年後にはまた値段が変わっている、、ということもありえなくもないです！
・5．ヴィンテージ・アンティークウォッチという選択肢も
最近ではタンクシリーズは現行品のみならず、
ヴィンテージアイテムも人気が高まっていますね。
最近ではファッション誌でも特集が組まれていたりします！
とくにタンクフランセーズに至ってはピンクシェルのピンクゴールド×ステンレスのコンビカラーなどは現行では手に入らないものもあるため、
敢えてヴィンテージアイテムを選ぶという人もいます！
ヴィンテージのメリットと選ばれる理由をいくつかまとめます！
💎現行より価格的に手に入れやすい
💎お値段が抑え目なことにより、ダイヤ、18金など選択肢が広がる
💎ベルトの変更など自分流にアレンジできる
💎タンク自体がいつの時代も色あせない
💎人と被りにくい
こんな感じですね！
ちなみにヴィンテージとかアンティークというのは中古品ということなので、
ヴィンテージショップで買おうが楽天で買おうが、メルカリで買おうが同じですよ。
ヴィンテージショップではジャーナルスタンダードなどで有名なBAYCREW'S系の、
が人気が高いですよ！
ルミネとか色々な場所でショップが展開されているので見に行くのもおすすめです。
あとは値段の相場とか、
色んなヴィンテージショップや専門店からたくさん出ているのでむしろお気に入りがすぐ見つかっちゃうかもしれません！
・6．この記事のまとめ
はい！というわけでCartier(カルティエ)タンクフランセーズについてをまとめました！
最後に今回の記事を簡単にまとめるとこんな感じです！
→1997年に発表された王道の人気モデル
→ピンクシェルのコンビカラーは現行では買えない。LMサイズも現行では買えない。
→シーンを選ばない万能さとブレスレット感覚で付けられる点
→2021年7月14日に結構値上げしてる
→近年ヴィンテージも人気！被りにくさやオリジナリティ選択肢の広がりが人気の理由
てな感じです！
ご参考に！
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